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https://www.osakafu-u.ac.jp 大阪府立大学公式サイト Thu, 31 Mar 2022 06:36:23 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.8 https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220325 Fri, 25 Mar 2022 05:00:02 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183374 本学 大学院 生命環境科学研究科 社会人大学院生 若林 友騎さん(大阪健康安全基盤研究所 研究員)は、大阪府立大学 食品安全科学研究センター 三宅 眞実センター長、大阪府立大学 先端ゲノミクス研究所 徳本 勇人 講師、吉原 静恵 助教、大阪健康安全基盤研究所 川津 健太郎 細菌課長、大阪府食鳥検査センターの職員の方々と共同で、世界で初めてStaphylococcus argenteus(以降、SAR菌)の食品汚染経路の一つを明らかにしました。 本研究により、これまではっきりとは認知されてこなかったSAR菌の潜在的な人へのリスクの本質が明らかとなり、今後、本食中毒の予防法開発が可能になると期待されます。 本研究成果は日本時間2021年12月27日付けで、学術雑誌「International Journal of Food Microbiology」のオンライン速報版で公開されました。 論文タイトル「Isolation and characterization of Staphylococcus argenteus strains from retail foods and slaughterhouses in Japan」 掲載論文「International Journal of Food Microbiology」(Science Direct Webページ) プレスリリース 全文(285KB) 図 本研究の具体的な研究内容とそれによりわかったこと SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」等に貢献しています。 関連情報 生命環境科学研究科 獣医学専攻 獣医公衆衛生学教室 Webサイト 研究推進機構 21世紀科学研究センター 食品安全科学研究センター Webページ 研究推進機構 21世紀科学研究センター 先端ゲノミクス研究所 Webページ お問い合わせ 大阪府立大学 大学院 生命環境科学研究科 教授 三宅 眞実(みやけ まさみ) Tel 072-463-5706 Eメール mami[at]vet.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220323 Wed, 23 Mar 2022 05:00:24 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183341 本学 ボランティア・市民活動センター V-station(以降、V-station)の学生らは、大阪府と大阪府より工賃向上計画支援事業の委託を受けた一般社団法人 エル・チャレンジ福祉事業振興機構とともに、障がい者福祉施設で作られた製品「こさえたん」と本学のコラボとなるオリジナルマスクケースを製作しました。 本取り組みでは、学生が障がい者の働く環境について学んだ後、複数回にわたってワークショップに参加し、「こさえたん」と本学とのコラボ製品の内容について検討を行いました。また、堺の伝統産業の注染(鮮やかな色合いと味のあるにじみやぼかしが特徴)の生地を使ったデザインなどを学生が考案し、堺市中区に所在する「就労継続支援B型事業所 あゆら作業所」が製作を担いました。 今回製作したマスクケースは、今後、本学が実施する卒業式などのイベントで記念品として提供する予定です。 (本取り組みは、大阪府立大学後援会の助成事業「学生のための新型コロナウイルス感染症予防対策事業等」を活用し実施しました) 取り組みの背景 大阪府における障がい者福祉施設で働く障がい者に支払われる工賃(賃金)は、1ヶ月で平均約1万2千円程度と全国で46番目となっています。 そのような現状を改善すべく、大阪府では「大阪府工賃向上計画」を策定し各種取り組みを行っているほか、障がい者福祉施設で作られた製品を「こさえたん」と名づけ、より多くの人に知ってもらえるよう取り組んでいます。 V-stationでは、2017年より大学祭での「こさえたん」販売ブース設置の協力や、学生目線での「こさえたん」へのモニター協力などの活動を実施してきました。 オリジナルマスクケースのポイント 学生が、大阪府と福祉事業所と協働し、府大オリジナルマスクケースを製作。 「こさえたん」と大阪府立大学のコラボ製品。 堺市の伝統産業「注染」の生地を使用し、堺の魅力が詰まった製品に。 こさえたんについて 大阪府では、障がい者福祉施設で作られた製品を「こさえたん」と名付け、福祉施設の製品の購入や販売活動のPR等を積極的に行っています。 また、障がい者が「働く」ことを応援する人を「こさえたんサポーター」と名づけ、より多くの方々に知ってもらえるように活動しています。 学生のコメント 地域保健学域 教育福祉学類 1年 高木 祐希(たかぎ ゆうき) さん コロナ禍で生活の必需品になったマスクについて、食事で外す際に置き場に困ったり、持ち運びに困ったりした経験からマスクケースを提案させていただきました。 福祉施設の方々のご協力により素敵な製品が完成しました。 このマスクケースが、「こさえたん」を知るきっかけになれば嬉しいです。 現代システム科学域 環境システム学類 2年 日下 安里紗(ひのした ありさ) さん コロナの感染対策となる製品をメンバーみんなで考えました。各々で製品デザインのアイデアを持ち寄ったり、試作品について意見を出し合ったりと、活動を通して、内容の濃い時間を過ごすことができました。 府大と「こさえたん」のオリジナル製品として、たくさんの方に使ってもらえたらと思います。 地域保健学域 教育福祉学類 2年 羽谷 風音(はたに かざね) さん  マスクを入れる以外の目的でも使える形や、堺の伝統産業である注染の生地の使用など、関わったみなさんの思い、工夫がたくさん詰まったデザインに仕上がりました。 このマスクケースをきっかけに、「こさえたん」に興味を持ってくださる方が増えたら、とても嬉しいです。 工学域 機械系学類 3年 陳代 修平(ぢんだい しゅうへい) さん 今回、障がいのある方の「働く環境」について学びを深めた上で、マスクケースの製作に携わることができました。 その結果、「こさえたん」だけでなく、その背景にある「働く環境」についてさらに理解が深まったように思います。 このマスクケースが、「こさえたん」や「働く環境」についてさらに関心を寄せてくださるきっかけになれば嬉しいです。 関連情報 大阪府立大学 ボランティア・市民活動センターV-station Webサイト お問合せ先 大阪府立大学 ボランティア・市民活動センターV-station Tel 072-254-7484 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220311 Fri, 11 Mar 2022 05:00:33 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183129 リハビリ・ロボット 本学の総合リハビリテーション学研究科 竹林 崇 教授の研究グループは、脳卒中後に生じる手の麻痺を回復させるより良い方法を検討した研究において、患者さんの障害の重症度の違いに応じて、ロボット(写真)の使い方を変える事で、より効果的な回復を促進することを明らかにしました。 また、これらの知見を広く共有することにより、ロボットを有するリハビリテーション病院においても、作業療法士がロボットを用いて、再現性の高い効果的なアプローチを提供することが可能になり、患者の幸福およびQuality of life(解説)の改善に寄与できることが期待されます。 本研究成果は、2022年2月26日 午後12時(日本時間)に、英国のBioMed Central「Journal of Neuroengineering and Rehabilitation」のオンライン速報版で公開されました。 論文タイトル「Impact of the robotic-assistance level on upper extremity function in stroke patients receiving adjunct robotic rehabilitation: Sub-analysis of a randomized clinical trial.」 掲載論文「Journal of Neuroengineering and Rehabilitation」(BMC Part of Springer Nature Webページ) プレスリリース 全文(488KB) 本研究のポイント 重症度に応じたロボットによる適切な治療法を発見 軽症の麻痺に対しては補助を減らした練習が効果的 重症の麻痺に対しては補助を増やした練習が効果的 研究者からのコメント 大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 竹林 崇 教授 最近の脳卒中リハビリではロボットを使う事が多くなっています。ロボットを適切に使用することによって、患者さんの幸福にも大きく関わる手のリハビリをさらに進めていただきたいです。   SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」等に貢献しています。 研究助成資金等 本研究の一部は、帝人ファーマ株式会社からの支援を受けて行われました。 用語解説 解説 Quality of life 恵まれた環境で仕事や生活を楽しむ豊かな人生をいう。狭義には、特に医療・福祉分野で、延命治療のみにかたよらずに、患者の生活を向上させることで、患者の人間性や主体性を取り戻そうという考え方。 関連情報 2016年に公開の論文ページ「Efficacy of Upper Extremity Robotic Therapy in Subacute Poststroke Hemiplegia: An Exploratory Randomized Trial」 (NCBI Webページ) お問い合わせ 大阪府立大学大学院 総合リハビリテーション学研究科 教授 竹林 崇(たけばやし たかし) Tel 072-254-9318 Eメール takshi77[at]rehab.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220310_2 Thu, 10 Mar 2022 05:00:11 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183067 過去の開催の様子 本学と南海電気鉄道株式会社は、昨年に引き続き、泉北ニュータウンの地域活性化や魅力発信、泉北ニュータウンでの産学連携強化を目的とした施策を共同で実施します。 2022年3月19日(土)から5月8日(日)まで、スタンプラリー企画「第2回 散走Semboku Eats―自転車で巡る、泉北ご当地グルメ—」を開催します。 当企画は、「コロナ禍の出控えで疲弊する泉北ニュータウンの飲食店を応援したい」という想いから、本学の「ボランティア・市民活動センターV-station(ブイステーション)」の学生が企画し、南海電鉄と共催するものです。イベント期間中、泉ヶ丘ひろば専門店街や参加店舗等で配布するスタンプラリーシートの呈示で、割引や当スタンプラリー実施期間限定のスペシャルメニュー提供の特典が受けられます。なお、スタンプを集めると、アウトドア用品等が当たる抽選も実施します。 また、2022年3月26日(土)には、泉北ニュータウンの“健幸年齢”を長ずることを目的に、いずみがおか広場にて健康イベント「健康シニアフェスタ in いずみがおか」を開催します。 概要 第2回 散走Semboku Eats —自転車で巡る、泉北ご当地グルメ— 1. 日時:2022年3月19日(土)~5月8日(日) 2. 内容:シェアサイクルなどを用いて、泉ケ丘駅前および泉北ニュータウンに点在する各飲食や物販店を巡り、昼間時間帯のテイクアウトなどを推進するスタンプラリー企画です。 散走Semboku Eats 自転車で巡る、泉北ご当地グルメ Webサイト 健康シニアフェスタ in いずみがおか 1. 日時:2022年3月26日(土)10時~16時 (注意)少雨決行・荒天中止 2. 場所:いずみがおか広場(泉北高速鉄道「泉ケ丘」駅下車すぐ) (注意)雨天時は、専門店街内の通路等で開催 3. 参加費:無料 4. 内容:「今だからこそ、家族みんなで“健康で心地よい暮らし”を考えよう!」をテーマに、泉北ニュータウンに関わりのある各団体がブース出展やステージパフォーマンスを行い、運動意欲を喚起し、参加者自身の健康状態の把握や健康管理を習慣づけることの支援を行います。 注意事項 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、各店舗・施設等へお越しの際、イベント参加時には、手指消毒・マスクの着用にご協力をお願いします。 新型コロナウイルス感染症の影響等により、各店舗・施設等の営業時間・休業日等が変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。 新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、予告なくイベント内容が変更・中止となる場合があります。 学生のコメント 大阪府立大学 ボランティア・市民活動センターV-station 木岡 智優さん 泉北には幼い頃によく連れて行ってもらったので、思い入れがありました。企画のために街を回っていると、懐かしさによるもの以上の魅力を感じました。その魅力とは、温かさと爽やかさです。温かさと爽やかさとは何か――イベントにご参加いただき、ぜひ皆さんにも体感してもらいたいです。そして、泉北の方・泉北を訪れる方、多くの方に笑顔になっていただければ嬉しく思います。 SDGsへの貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本イベントはSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」「11:住み続けられるまちづくりを」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」等に貢献しています。 関連情報 ニュースリリース(報道発表資料)(南海電車 Webページ) お問合せ先 大阪府立大学 ボランティア・市民活動センターV-station Tel 072-254-7484 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220310 Thu, 10 Mar 2022 05:00:05 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=183099 大阪府立大学は、地域貢献・交流の一環として、2010年から “府大花(さくら)まつり”を開催して参りました。 ここ数年はコロナ禍の中、中止やオンライン配信での開催となり、学内外のみなさまをキャンパスにお迎えすることができず、とても残念に思っておりました。 2022年4月からは大阪公立大学が開学し、大阪府立大学は創基140年という大きな節目を迎えます。 「大阪府立大学として最後の“府大花まつり”をどうしても開催したい」 そんな思いが教職員から湧き上がり、この度、YouTube生配信にて、最後の“府大花まつりAnniversary&Memorial 2022”を行うこととなりました。 「記念植樹」「ネイチャービューセミナー」といったお馴染みの企画から、歴代学長を来賓にお迎えしての「みんなの府大祭」など、創基140年記念事業としても位置つけ、キャンパスの様子の中継も交えながらお届けする予定です。 府大 花(さくら)まつり 概要 日時 2022年3月20日(日)11時~16時 場所 大阪府立大学 中百舌鳥キャンパスからYouTube生配信 プログラム 府大花まつり 創基140年記念植樹 ネイチャービューセミナー みんなの府大祭 SDGsへの貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「13:気候変動に具体的な対策を」「15:陸の豊かさも守ろう」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」等に貢献しています。 関連リンク 花まつり イベント情報詳細 お問い合わせ 大阪府立大学 広報課 Tel 072-254-9103 Eメール opu-koho[at]ao.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220309 Wed, 09 Mar 2022 05:00:23 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=182993 2018年度 文部科学省宇宙航空科学技術推進委託費に採択され、本学にて取り組んできた宇宙航空人材育成プログラム「超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成(略称:PERSEUS/研究代表者:工学研究科 教授 小木曽 望)」の事後評価が発表され、最高評価のS評価を取得しました。 アントレプレナーシップ教育として一般的な講義の枠にとらわれず、宇宙システム活用人材の育成を目的として取り組んだ6つの施策がいずれも価値が高い取り組みであると評価されました。 特に、宇宙開発は単なる技術の寄せ集めではなく有機的な結合が合って初めて成り立つ領域であることを念頭に、モデル化概念、プロジェクト推進、アイデアの具現化のための発想の実現方法などを学ぶ体制を十分整えており、教育機関として困難なテーマに取り組んだ点や、宇宙科学技術研究センターを設置して事業の継続性を図っている点について、高く評価されました。 事後評価結果の詳細(文部科学省 Webページ) 研究評価と取り組み 評価点 評価点S:優れた成果を挙げ、宇宙航空利用の促進に著しく貢献した。 プログラム名 超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成(略称:PERSEUS) 事業期間 2018年度~2020年度 取組みの概要 本課題は、宇宙開発の重点がサービスに移行し、スタートアップ企業の存在感が高まっている新たな流れに適応できる人材を育成するために、「宇宙工学」、「システム思考」、「デザイン思考」、「アントレプレナー教育」と「小型宇宙機設計開発プロジェクト」を体系的に融合した新しい教育カリキュラムの構築をめざした点が最大の特徴である。 担当部局 大阪府立大学大学院 工学研究科 大阪府立大学 高等教育推進機構 高度人材育成センター 大阪府立大学研究推進機構 21世紀科学研究センター 宇宙科学技術研究センター 大阪府立大学 小型宇宙機システム研究センター(SSSRC) 共同参画機関 株式会社 レヴィ 株式会社 インディージャパン 研究代表者のコメント 大阪府立大学大学院 工学研究科 教授 小木曽 望 本事業は、共同参画機関の南部 陽介 氏(株式会社 レヴィ)が、本学の助教として、小型宇宙機システム研究センター(SSSRC)の学生を指導していた頃からの願いが叶ったものであり、その事業が最高の評価を得たことは、この事業を通してのSSSRCの学生たちの成長が認められたことであり、非常に嬉しく思います。 小型人工衛星の研究開発に興味のある学生にとって、ベンチャー企業やアントレプレナーシップは当初は敷居が高く、講演会に学生が集まらないこともありました。しかし、津嶋 辰郎 氏(株式会社 インディージャパン)の経験から、宇宙産業を念頭に置いたキャリアパス教育としてのアントレプレナーシップという考え方が学生に浸透するようになり、講演会の参加者も増え、効果も出るようになりました。特に、学生が自主的に学外のスタートアップウィークエンド、ハッカソン、ビジネスアイデアコンテストなどに参加するようになり、それらを通して学生がさらに成長するという好循環を実現することができました。 私自身は、この事業を通して多くの宇宙ビジネス関係者、スタートアップ関係者に出会い、さまざまなヒントをいただくことができました。それらのヒントを参考に、この事業自体の「仮説検証」を実践し、事業の目的を達成するように舵を切ることができました。 今後は、この経験を活かして、当初の目的であるSSSRCを配下にする学内の教員で組織する「宇宙科学技術研究センター」を中心とした研究拠点・産学連携研究拠点として発展させることをめざしていきたいと思います。 最後に、この事業を進めるにあたって、学内のさまざまな協力を取り付けていただいた藤村 紀文 教授、松井 利之 教授、若木 理恵さん、髙田 真由美さん、事務を司っていただいた柴田 美紀さんに、たいへん感謝いたします。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本取り組みはSDGs17のうち、「4:質の高い教育をみんなに」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」等に貢献しています。 関連情報 文部科学省 宇宙航空人材育成プログラム 「超小型衛星開発とアントレプレナーシップ教育を通じた宇宙システム活用人材の育成(PERSEUS)」 Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 工学研究科 教授 小木曽 望 Tel 072-254-9245 Eメール kogiso[at]aero.osakafu-u.ac.jp[at]の部分を@と変えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220131 Mon, 31 Jan 2022 05:00:54 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=181934 図1:理論計算から得られた、銅(Cu)のスピン応答(縦軸)と温度(横軸)の関係。温度が下がると近藤効果が起こり、スピン応答が減少していく様子が確認できる。 本学 大学院 工学研究科 播木 敦 助教、博士前期課程 1年 加瀬林 啓人さん、早稲田大学 理工学術院 溝川 貴司 教授、京都大学 化学研究所 島川 祐一 教授、広島大学 田中 新 准教授らは、マックスプランク研究所 Liu Hao Tjeng 教授、ウィーン工科大学 Jan Kuneš 教授らのグループと共同で、銅(Cu)とルテニウム(Ru)からなる酸化物(CaCu3Ru4O12)のX線光電子分光(解説1)を測定し、独自に開発した計算パッケージを用いて、高精度な理論解析を行いました。 その結果、CaCu3Ru4O12では、遷移金属の酸化物ではほとんど報告例がない近藤効果(解説2)が実現していることを初めて実証しました(図1)。 近藤効果は、電気抵抗がゼロになる超伝導現象や電子の質量が有効的に異常増大する重い電子現象など、様々な量子物性の発現メカニズムと密接な繋がりがあります。 今回の結果は、近藤効果が実現する遷移金属酸化物の物質群(四重ペロブスカイト遷移金属酸化物、(解説3))の存在を示唆するもので、更なる物質合成を進めることで、近藤効果に由来する新奇物性の発見が期待されます。 なお、この成果は、米国物理学会が刊行する学術雑誌「Physical Review X」にて、1月27日(日本時間)にオンライン掲載されました。 論文タイトル「CaCu3Ru4O12: A High Kondo-Temperature Transition Metal Oxide」 掲載論文「Physical Review X」(APS physics Webページ) プレスリリース 全文(414KB) 本研究のポイント ペロブスカイト遷移金属酸化物CaCu3Ru4O12のX線光電子分光実験データを測定し、最新の量子理論手法を用いて解析した結果、近藤効果が実現していることを実証した。 希土類化合物だけでなく、遷移金属酸化物でも近藤効果が発生することを示した。 今後、遷移金属酸化物の構成元素を制御することで、近藤効果が紡ぎ出す磁気応答や超伝導、重い電子状態などの新奇量子物性の発見が期待される。 研究者からのコメント 工学研究科 電子・数物系専攻 電子物理工学分野 博士前期課程 1年 加瀬林 啓人 さん 卒業研究からこのようなチャレンジングで国際的な研究に携われて光栄です。これを期に遷移金属酸化物での近藤現象が活発に研究されるようになってほしいと思います。 この研究を通じてご指導いただいた共同研究者の皆様に心から感謝いたします。 今後も世の中に貢献できるよう精進してまいります。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「7:エネルギーをみんなにそしてクリーンに」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」等に貢献しています。 研究助成資金等 本研究の一部は、科学研究費助成事業(科研費)(21K13884、19H05823 and 20H00397)、研究拠点形成事業(A.先端拠点形成型)、European Research Council(No.646807-EXMAG)、Deutsche Forschungsgemeinschaft (No.320571839) and SFB 1143 (No.247310070)、 からの支援を受けて行われました。 用語解説 解説1 X線光電子分光 X線を物質に照射すると、アインシュタインの発見した光電効果により、光電子が物質の表面から放出されます。この光電子の運動エネルギーを精密に測定することで、物質内部の構成元素の周りを運動している電子のエネルギー状態(バンド構造)を調べることができます。これをX線光電子分光と呼びます。 解説2 近藤効果 通常の金属は温度を下げると、原子の熱振動が抑制されるため、電気抵抗が減少します。しかし、磁性を持った不純物原子(例えば、ニッケルや鉄原子)が金属の中に存在した場合、温度を下げるとある温度以下で電気抵抗が上昇に転ずる場合があります。この現象そのものは1930年代から知られていましたが、その微視的な説明は1964年に近藤淳博士によって初めて与えられ、「近藤効果」と呼ばれています。 解説3 四重ペロブスカイト遷移金属酸化物 四重ペロブスカイト遷移金属酸化物は、一般式AA’3B4O12で表され、A’とBに遷移金属元素が入ります。Aには、アルカリ金属、アルカリ土類金属などのイオンが入ります。広く普及している従来のペロブスカイト遷移金属酸化物(一般式ABO3)と比べて、2種類の遷移金属元素が含まれ、その間の電荷やスピンの相互作用が新たな自由度として働き、多彩な物性が現れることが知られており、精力的に研究が行われています。 お問い合わせ 大阪府立大学 大学院 工学研究科 助教 播木 敦(はりき あつし) Eメール hariki[at]pe.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220126 Wed, 26 Jan 2022 05:00:44 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=181876 本学 大学院 工学研究科 児島 千恵 准教授、松本 章一 教授および理学系研究科 藤井 郁雄 教授、中瀬 生彦 教授らの研究グループは、樹状構造をもつ単分子ナノ粒子であるデンドリマーの表面に疎水性アミノ酸のフェニルアラニンを集積させることで、既存技術では難しかった免疫細胞(T細胞(解説))の細胞内へのデリバリーに成功しました(図1)。 これまで、がん免疫療法において重要な役割を果たすT細胞へのデリバリーは困難でしたが、T細胞の内部への効果的なデリバリーを可能とする本技術は、がん免疫療法の治療効果の向上につながる新技術として期待されます。 論文タイトル「Carboxy-terminal dendrimers with phenylalanine for a pH-sensitive delivery system into immune cells including T cells」 掲載論文「Journal of Materials Chemistry B」(Royal Society of Chemistry Webページ) プレスリリース全文(784KB) 図1 本研究のポイント デンドリマーの末端に疎水性アミノ酸であるフェニルアラニンを集積させることで、T細胞を含む免疫細胞の内部へのデリバリーに成功。 弱酸性条件ではT細胞への取り込みが亢進することが判明。がん細胞の周辺は弱酸性条件になっているため、がん細胞の周囲にあるT細胞に効果的にデリバリーできる可能性が示された。 T細胞内部へのデリバリーが可能となり、がん免疫療法の治療効果の向上に大きく貢献すると期待。 研究者からのコメント 左から、児島 准教授、藤井 教授、中瀬 教授 本研究は、本学創薬科学研究所における共同研究の一環として実施しました。今後も、工学、理学の垣根を越えて、部局横断的に創薬科学研究を推進していきたいと考えています。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献しています。 研究助成資金等 本研究の一部は、科学研究費助成事業(科研費)新学術領域「水圏機能材料」(領域代表:加藤 隆史、東京大学 教授)(20H05232)からの支援を受けて行われました。 用語解説 解説 T細胞 リンパ球の1つ。がん免疫療法では、リンパ節内で活性化、教育されて腫瘍組織に移動する。T細胞は様々な機能をもつサブセットに分類され、がん細胞を攻撃するキラーT細胞、免疫反応を促進するヘルパー細胞、さらに、免疫システムによる攻撃を抑制する制御性T細胞などがある。 関連情報 工学研究科物質・化学系専攻 応用化学分野 合成高分子化学研究グループ(松本 章一 研究室)Webサイト 理学系研究科 藤井 郁雄 研究室 Webサイト 理学系研究科 生物科学専攻 細胞機能制御化学研究室(中瀬 研究室)Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学大学院 工学研究科 准教授 児島 千恵(こじま ちえ) Tel 072-254-8190 Eメール kojima[at]chem.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220124 Mon, 24 Jan 2022 05:00:05 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=181766 本学 大学院 工学研究科 松本 章一 教授、博士前期課程 2年 大佐田 開斗さんらの研究グループは、分子内に含まれる官能基を予めtert-ブトキシカルボニル基(BOC基(解説))で保護した新規モノマー(BHEMA)を合成し、さらに、リビングラジカル重合法を用いて、分子量や分子量分布、末端基、シークエンス構造などが精密に制御されたポリマー(PBHEMA)を合成することに成功しました。 側鎖反応性ポリマーであるPBHEMAは、異解体性接着用のポリマー材料や炭素残渣を生じない熱分解性ポリマーとして注目され、積層コンデンサ製造プロセスをはじめとする様々な分野での利用が検討されています。今回精密に分子構造制御したポリマーを高分子反応によって化学変換することによって、様々な機能を組み込んだ新規な分解性ポリマーを提供することが可能となりました。 これら付加価値を高めた新規分解性ポリマーを利用して、異解体性接着材料や残渣フリーバインダーポリマーの実用化に向けた研究が進められています。 本研究成果は、2021年11月10日にWiley社が刊行する高分子化学と高分子物性の専門誌である「Macromolecular Chemistry & Physics」のオンライン版として先行公開され、同誌Vol.223, No.1 (2022年1月7日発行)に掲載、表紙に選出されました。 論文タイトル「RAFT Polymerization of 2-(tert-Butoxycarbonyloxy)ethyl Methacrylate and Transformation to Functional Polymers via Deprotection and the Subsequent Polymer Reactions」 掲載論文「Macromolecular Chemistry & Physics」(Wiley Online Library Webページ) プレスリリース全文(1.2MB) 本研究のポイント 分子内に含まれる官能基をBOC基で保護した新規モノマー(BHEMA)を合成。 リビングラジカル重合法を用いて、分子量や分子量分布、末端基、シークエンス構造などが精密に制御されたポリマー(PBHEMA)を合成することに成功。 易解体性接着技術開発に不可欠な接着材料や、電子部品材料製造に欠かせないバインダーポリマーの新規開発により、省資源・省エネルギーの問題解決への貢献が期待される。 SDGs達成への貢献 大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17の目標のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」、「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献しています。 用語解説 解説 BOC基 有機化合物の官能基の一時的保護の代表的手法であり、有機合成化学、天然物化学、ペプチド化学、機能性高分子材料の分野でよく用いられる。BOCはブトキシカルボニル基の略号で、アミン、アミド、チオール、フェノールなどの活性水素の保護に使用される。多くの場合、tert-ブチル基を含むBOCが用いられ、酸触媒や加熱によってイソブテンガスと二酸化炭素ガスを放出、保護前の活性な官能基構造を復元することができる。 関連情報 工学研究科物質・化学系専攻 応用化学分野 合成高分子化学研究グループ(松本章一研究室)Webサイト お問い合わせ 大阪府立大学 大学院 工学研究科 教授 松本 章一(まつもと あきかず) Eメール matsumoto[at]chem.osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 ]]> https://www.osakafu-u.ac.jp/press-release/pr20220121 Fri, 21 Jan 2022 05:00:37 +0000 https://cms.omu.ac.jp/osakafu-u2017/?p=181682 過去の開催の様子 本学は、2022年1月31日(月)、中百舌鳥キャンパスおよびオンライン(Zoom)にて、シンポジウム「Bio Medical Forum 2022」を大阪市立大学と共同で開催します。 大阪府立大学と大阪市立大学は、2022年4月に統合し「大阪公立大学」として再生します。新しい大阪公立大学では、分子標的医薬やDDS(ドラッグデリバリーシステム)の研究、疾患モデル動物や医療支援機器などの開発も活発に行われます。また、新大学の戦略領域の一つとして「バイオエンジニアリング」が掲げられるなど創薬研究に力を入れています。 本シンポジウムでは、学内外から最先端の創薬や医療支援機器関連の研究・開発に関わる講演を企画し、アカデミア創薬研究への期待と、学生を含めた両大学人材の融合によるBio Medical Science & Technologyを活性化する場の醸成をめざします。また、オンラインにてポスター発表も行い、両大学が有する創薬系研究シーズをわかりやすく紹介します。 概要 日時 2022年1月31日(月)13時~18時10分 場所 中百舌鳥キャンパス サイエンスホール オンライン(Zoom) (注意)新型コロナウイルス感染拡大の状況次第では、全面オンラインになる可能性もございます。 プログラム 13時~14時35分 開会挨拶 辰巳砂 昌弘(大阪府立大学 学長) スマートフォンを利用した生体物質の簡易迅速分析法の開発と展望 永井 健治 氏(大阪大学 産業科学研究所) がん細胞集団が作る大規模ネットワーク構造の分析 中野 賢 氏(大阪市立大学 工学研究科) 癌微小環境が悪性黒色腫の進展に与える影響に関する検討 藤川 平四朗 氏(大阪市立大学 医学研究科) 14時45分~16時15分 ポスター発表(リモート実施) 16時25分~18時10分 過硝酸溶液を用いた安全・確実な世界初の殺菌手法 北野 勝久 氏(大阪大学 アトミックデザイン研究センター) がん細胞標的指向性を有するタンパク質カプセルによる新規DDS技術の確立 乾 隆(大阪府立大学 生命環境科学研究科) 有機合成化学との連携による海洋毒認識抗体の作製と微量検出法の開発 円谷 健 氏(大阪府立大学 理学系研究科) 閉会挨拶 藤村 紀文(大阪府立大学 副学長/研究推進機構長) 対象 どなたでも 参加費 無料 (注意)要申し込み SDGsへの貢献   大阪府立大学は研究・教育活動を通じてSDGs17(持続可能な開発目標)の達成に貢献をしています。 本研究はSDGs17のうち、「3:すべての人に健康と福祉を」「9:産業と技術革新の基盤をつくろう」「17:パートナーシップで目標を達成しよう」に貢献しています。 関連情報 「バイオ・メディカル・フォーラム2022」イベント詳細 お問合せ先 大阪府立大学 研究推進課(担当 藤田) Tel 072-254-9802 Eメール caf24575[at]osakafu-u.ac.jp [at]の部分を@と差し替えてください。 (注意)件名の頭に「BMF2022」と記入ください。 ]]>

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