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薬学部 看護学部 健康医療科学部 心理学部 国際看護学部 医療機関 薬学部 看護学部 健康医療科学部 心理学部 国際看護学部 医療機関 20 新しい作業療法のための学びについて ー道具の話からー 健康医療科学部 作業療法学科 佐野 博一 助教 WEB 作業療法は文字通り、障害があってもその人が望む作業(食べる、移動する、仕事する、等々)ができるよう、色々な手を尽くして考えます。 その作業を行うための設備や道具が、その人にとって適切かどうかを見極め、調整を行うことも作業療法士の大事な仕事です。その人の動作や作業工程を分析して、その人専用の道具を作ることもあります。 既製品でも、障害の有無に関わらず使いやすく作られているものがあり、これらを「ユニバーサルデザイン」と言います。 その人専用の道具作成も以前は全部手作業でしたが、最近はパソコンと3Dプリンタを使って簡単に修正や複製ができ、質の良いものが効率良く安価にできるようになってきました。 ユニバーサルデザインのような便利な道具も、3Dプリンタのような機器も、日々新しいものが開発され、進化しています。 作業療法士は医療職ですが、医学だけではなく地域の生活文化やこのような使いやすい製品・最新のもの作りテクノロジーなど学ぶことは多くあります。 こういった多くの領域をまたいだ進化のアップデートはとても楽しく、夢が広がります。 学生のうちから多くの分野の知識に触れ、新しい作業療法の可能性を学んでいってもらいたいと思います。 3Dプリンタで出力した道具(thingiverse.comよりダウンロードしたデータを使用) ①紙パックを開けやすくする道具 ②鍵を操作しやすくする道具 ③④ペットボトルの蓋を開けやすくする道具 こういった道具は「自助具」と呼ばれており、作業療法士がしばしば関わります。 2021.05.14 TAGS 作業療法士 作業療法学科 健康医療科学部 PAGETOP © 2020 IRYO SOSEI UNIVERSITY no cache